今回、木材検査装置シリーズ第2弾として、「T-Scanner DX」の筐体デザイン実績例を掲載した。この最新機種は、従来機同様、木材の表面に存在するフシや割れといった欠陥を迅速に検知する他、新たにスキャンしたデジタルデータを詳細に分析し、その結果を生産管理のプロセスに活用できる機能が追加された。デザイン面では、従来機が持つ堅牢性と機能美を踏襲するよう、シャープな印象を維持しつつ、特徴である赤色の縦ラインも取り入れた。この赤ラインは、装置のデザインに統一感をもたらし、高性能を象徴する要素として機能している。筐体の基本構造は、耐久性と実用性を考慮し、メイン部分を板金構造で構成。今回の筐体デザインは、機能的、且つ、使用するユーザーにとっても視覚的なアクセントとなるよう心がけデザインした。