技術情報

OLFAのカッターナイフを分解してみました。

長年使っているカッターナイフ。

刃を出し入れする時は、自由に動くのに使う時は刃がしっかりと固定されています。

使い慣れている事もありますが、操作時にロック動作を意識した事が無かったので

今更ですが、どのような構造か気になったので分解しました。

この3パーツがオートロックに関係ありそうです。

こうやって分解してみると、構造もすぐに理解できましたが、

0から考えるのはとても難しいと思います。

カッターナイフを使う動作の中に、ロック解除も盛り込まれているため、

必要最低限の動作で使う事ができます。

刃を固定するために、本体にある半円状の溝に板バネがハマっています。

何かを切っている時に、刃からホルダーと力が伝わっても、

板バネのおかげで動きません。

刃を動かしたい時はスライダーを動かすと、山のような形状が

板バネを押し出すような動きをします。

こうすることで、本体の溝から板バネが外れるので、刃を動かすことができます。

ただ、この時に溝から板バネが完全に外れてしまうと、カチ・カチというクリック感が

無くなってしまうので外れるか外れないかの絶妙な位置関係を保っています。

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