【Fusion360を使ったスカルプトモデリングの第三弾】
今回はHermanMillerの「Nelson Marshmallow Sofa」をモデリングしてみました。
以前モデリングしたイームズラウンジチェアで培ったスキルで、どれだけ早く作れるかを
試してみたかったので、レザー生地が使われているデザイナーズチェアを選びました。
まずは資料を集めるところからです。
今回は細かい寸法が載っている画像が無かったので、
大まかなアウトラインが描かれた画像を選びました。
この側面図に載っているフレームの角度や長さが、
実物の比率と同じであることを祈りながら、、、
作図線を使って下書きをします。
フレームの完成です。正直な感想を言うと、ここまでの作業は日頃の業務で使っているSolidworksで作ったほうが効率的で楽だなと感じました。ただしFusion360の操作感に慣れるのには、丁度良いウォーミングアップとなりました。
本命のクッション生地を張る作業です。縫い目を隠す処理が施されていたので、見よう見まねで作ってみました。最終的にはフレームに固定されていくわけですが、隣同士のクッションが同じ3Dデータでは不自然さが出てしまいますので、生地やパイピングのゆがみ具合を変えたクッションをもう一つ作りました。
パーツがそろったので組み立てます。試しにFusion360のアセンブリ機能を使ってみましたが、あまりにも使いにくかったため、Solidworksで作業しました。ボルトやナットパーツもSolidworksのアセンブリ機能で追加しました。
完成です!さすがKeyshotですね。モデリング画面で見ていたソファとは全然印象が違います。
次回もデザイナーズチェアをモデリングしたいと思います。お楽しみに!
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